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ナゴルノカラバフを巡る国際関係とドローン
-トルコとロシアのグレートゲーム-
牧田純平(2021.1.28)



1. コーカサスに伸びるトルコの手

 ドローンは、数十年続いた紛争地に劇的な変化をもたらした。2020年9月27日、アゼルバイジャンの攻撃により再燃したナゴルノカラバフ地域をめぐる紛争は、同年11月10日までのおおよそ1ヶ月半の間継続し、アゼルバイジャンが優勢を保ったまま停戦を迎えた(以下、この期間の戦闘のことを「本紛争」という)。

 過去の紛争で劣勢だったアゼルバイジャンが本紛争で勝利を得た背景には、同軍が大量に使用した軍用ドローン、とりわけトルコ製のバイラクタールTB2の存在があったと言われている。

 ドローンに限らず、本紛争の影にはトルコの姿が見え隠れしていたが、一体トルコは本紛争によって何を手に入れようとしていたのか?そしてその目標に対して、同国製のドローンはどのような役割を果たしたのか?こうした疑問への回答を可能な限り試みるのが、本稿の目的である。


【図1 ナゴルノカラバフ地域の周辺図】
© OpenStreetMap contributors


2. アゼルバイジャンとドローン

 あまり報じられていないが、アゼルバイジャンは、2016年にイスラエル製の軍用ドローン・ハロップを使用した自爆攻撃を世界で初めて行うなど、ドローンの軍事利用という点では名前の知られた国家であった1, 2。2019年時点の調査だが、アゼルバイジャンはハーピー、ハロップ、スカイストライカーといったイスラエル製のドローンを中心に150機以上を輸入配備していた3

 イスラエルとアゼルバイジャンの関係は深く、アゼルバイジャンのソ連からの独立直後に両国は国交を結び、以来兵器の輸出入や共通の脅威であるイランに関するインテリジェンスの交換などを通じて関係を深めていった。2016年には、イスラエルがイランの原子力施設を攻撃する際はアゼルバイジャンが国内の空港を提供するとの合意を両国で結んでいたとも言われている4

 イスラエルと同様に、トルコもアゼルバイジャンの独立直後から同国と国交を結び、関係を深めてきた。しかし、ドローンに関して言えば、トルコはイスラエルに対して新参と言って差し支えない立場にある。

 トルコとアゼルバイジャンとの間でドローンをめぐる関係性が明らかになったのは2020年6月と、つい最近のことである。この時トルコは、同国製の軍用ドローンの輸出について、アゼルバイジャンと合意した(機種及び機数は明らかにされていないが、アゼルバイジャン側の関心対象がバイラクタールTB2であったことから、同機が輸出されたと言われている)5

 トルコとの関係は、これを境に急速に進展していく。翌7月中旬には、トルコのアカル国防相がアゼルバイジャンを訪問し、同国の国防関係者と会談した。その際、アカル国防相の随員の中にギョクセイル・カヤ少将が含まれていたことが注目を集めている。カヤ少将は、トルコがリビア内戦に介入した際、リビア国内に設立したドローン運用センターの指揮をとっていた人物であり、この人物を同行させたことから、トルコはアゼルバイジャン国内にもリビアと同種の施設設置を考えているのではないか、との推測が広まった6, 7

 こうした支援に加え、本紛争期間中、トルコ軍の兵士が直接ドローンを操縦し、アルメニア軍に対する攻撃を実行していたのではないか、という可能性も指摘されており、人員面での支援も行われていた可能性がある8


3. 戦場におけるドローンの役割

 前節で確認したように、アゼルバイジャンは数年前からイスラエルを通じて、また直近にはトルコを通じて、軍用ドローン戦力を整えた上で本紛争に臨んだ。本紛争の主要な経過は表1に時系列でまとめており、主要な係争地や都市は図2に位置を示している。これらを見ると分かるように、戦闘は当初、山岳地帯であるナゴルノカラバフ地域北部を中心に展開されたが、徐々に平野部の多い南部に移行していき、最終的には同地域の中心部へと展開していった。

 本紛争の全過程において、ドローンは大きな役割を果たしたと言われており、特にアルメニア軍の戦車に対する優位性が強調されている。巧妙に隠蔽されていたアルメニア軍戦車は、ドローンに搭載されたセンサーに続々と発見され、なすすべもなく攻撃を受けて破壊されていった。その画像がSNSなどを通じて拡散されたことが、ドローンの活動を大きく見せたのと対照的に、戦車の存在意義を巡る論議までも巻き起こした9, 10

 またアゼルバイジャン軍は、1947年に旧ソ連が製造した複葉機An-2を無人操縦機に改造し、偵察や前線への補給に使用していた。ナゴルノカラバフ地域のような山岳地帯では、道路は少数かつ狭隘となりがちであるが、ドローンがこうした地域での戦闘において、補給の維持に有効な手段であることも示された11

 但し、本紛争においてドローンが無敵だったというわけではない。10月19日アルメニア北部に位置するギュムリ付近で、バイラクタールTB2が少なくとも9機撃墜された(10月21日とする報道もある)。報道によると、原因は地上からの攻撃ではなく、ロシア企業のKRETにより製造された電子戦兵器クラスハによるジャミングとされている12, 13

 無論地上からの攻撃により撃墜された事例もあるが、攻撃・防御の両面において、ドローンを運用する際に電子戦への備えがいかに重要であるか、ということも本紛争は明らかにしている。

【表1 本紛争の主要な経過】
 日付  主な事件
 9月27日 開戦。ムロヴ山脈, タルタル, アグダム, フュズリ、ヴァルデニスなどで戦闘が発生。アゼルバイジャンがムロヴ山脈奪回を発表14
 9月29日 アグダム近郊にパキスタン軍兵士が展開と報道15
 10月2日 アゼルバイジャン軍がイスラエル製の短距離弾道ミサイルLORAを使用し、アシャギ・スースの橋梁を破壊16
 10月3日 ・アゼルバイジャンのギャンジャ基地にトルコ空軍のF-16が2機駐留との報道17
・北部に展開していたアルメニア軍がアゼルバイジャン軍の攻撃により撃退され、マタギスが何者かにより占拠される18
 10月4日 ギャンジャ基地がアルメニア軍の攻撃を受け、駐留していたトルコ空軍のF-16が退却19
 10月7日 ステパナケルトに対してアゼルバイジャン軍がドローンやロケット砲を使用した大規模な攻撃を実施20
 10月3日~10月9日? イランとの国境付近にあるジェブライルをアゼルバイジャンが一時占領するも、アルメニア軍との戦闘が継続21
 10月9日 ・アゼルバイジャン軍がハドルトを占領22
・ロシアの仲介により1回目の停戦が合意23
 10月17日 アゼルバイジャン軍がフュズリを占領24
 10月18日 ロシア、アメリカ、フランスの仲介により2回目の停戦が発効されるも戦闘は継続25
 10月22日 アゼルバイジャン軍がアグベンドを占領26
 10月23日 アゼルバイジャン軍がラシン回廊に進出27, 28
 10月26日 アメリカが仲介した停戦が発効されるも戦闘は継続29
 11月7日 アゼルバイジャン軍がスースを占領30
 11月9日 ロシアのプーチン大統領がアゼルバイジャン、アルメニア両国の首脳と共同で、翌11月10日から停戦を発効させるとの声明を発した31
 11月10日 最終的な停戦が成立


【図2 本紛争の主要な係争地・都市の位置図】
© OpenStreetMap contributors


4. ドローンの貢献度を巡る曖昧さ

 最初に掲げた本稿の目的を達するためには、トルコ製ドローンが本紛争の過程でどのような貢献をしてきたのかを明らかにしなければならない。しかし、戦場におけるドローンの貢献には曖昧な領域が残されており、厳密な裏付けをとることは容易ではない。

 戦場における貢献をどのように定義するかにもよるが、本項では、敵兵器の撃破数をもって貢献とし、検証を行ってみたい。

 まず、本紛争におけるアゼルバイジャン軍全体の撃破スコア(=アルメニア軍の損害)を確認していく。図3は、Oryxというウェブサイトのツイッターアカウントで日々投稿されているアルメニア軍の損害情報を日別・兵器種類別に集計したものである。Oryxはオランダ在住のアナリストであるシュタイン・ミッツァーが、北朝鮮の軍事問題の専門家であるジョースト・オリーマンスとともに運営するブログサイトで、本紛争におけるドローンの戦果を詳細に分析している。これによると、最も撃破数が多いのはトラック・ジープといった軍用車両だが、それ以外にも戦車や自走砲といった兵器の損害が目立っている。

 Oryxのツイッターアカウントでは、確認出来た限りで本紛争期間中に4回、バイラクタールTB2によって受けたアルメニア軍の損害に特化した投稿がなされている。最終日の11月10日に投稿された内容によれば、バイラクタールTB2によりアルメニア軍は戦車90両、砲132台、トラック143両の損害を受けたとされる 。これが事実とすれば、戦車に関しては全体の4割、トラックに関しては全体の3割に達する損害規模となり、バイラクタールTB2の貢献が極めて大きかったと評価することが出来るだろう。

 しかし、Oryxウェブサイト上での情報と異なり、バイラクタールTB2に特化した損害情報に関しては、根拠となる撃破時の画像や情報源、その他判断根拠となる情報が公開されていない。このため、投稿内容に表示された数字が確かにバイラクタールTB2によるものであるとの確証が得られていない。本当にドローンによるものなのか、仮にドローンだったとしてもアゼルバイジャン軍が運用する他の機種ではないか。今回の勝利にバイラクタールTB2が全く貢献しなかったとは思わないが、その程度を厳密に見極めようとすれば出てくるこのような疑問に、明快に答えることが出来ないのが現状である。


【図3 アルメニア軍が受けた損害累計(日別・種類別)】


5. 外交上のカードとなったドローン

 以上のように、戦場におけるドローンの貢献度には曖昧さが残るものの、本紛争の結果としてトルコの軍用ドローンに関する国際的な評価が一層高まった、ということは確実に言える。トルコにとっては、今後ドローンの輸出を図る上での追い風となったことは間違い無いだろう。しかし、トルコが本紛争にここまで深く関与した理由は、自国製のドローンを宣伝するためだけではないようである。

 トルコは本紛争開始から間も無い 10月1日、これまでナゴルノカラバフ紛争の和平プロセスとして機能してきた欧州安全保障協力機構のミンスクグループを批判する声明を発した33。同グループは1992年、アゼルバイジャンとアルメニア両国の対話と紛争の平和的解決を目的に設立された組織で、アメリカ・ロシア・フランスが共同議長を務めてきた。

 この批判の背景については諸説あるものの、シリアのように他国を排してロシアとの二国間交渉で事態を解決すること、それに至らずともミンスクグループにトルコが加わるように仕向けることで、同地域の国際関係に一定の影響力を及ぼすことが狙いだったとの指摘がなされている34

 本紛争中、ロシアを仲介者とする停戦が提案されたが、アゼルバイジャンはその際、トルコを仲介に加えるよう主張してきた。自国の支援者をプロセスに加えることで交渉を有利にする狙いがあったのは間違いないが、先述の指摘が事実とすれば、アゼルバイジャンの要求はトルコの意思を受けた発言だった可能性も捨てきれない。

 結果として、アゼルバイジャンの要求は受け入れられることはなく、11月10日になされた停戦はロシアが単独で仲介する形となった。和平プロセスを足掛かりに影響力拡大を狙ったトルコの計画は失敗に終わったと見ることも出来る。しかし、そう結論づけて議論を終わらせてしまうのは、いささか早計である。

 本紛争がアゼルバイジャンの勝利に終わったとはいえ、ナゴルノカラバフ地域をめぐる紛争が完全に解決したわけではない。停戦交渉によりアゼルバイジャンに返還されたのは、アルメニアがこれまで実効支配してきた11県のうち3県のみである。地域全体の奪回には程遠い状況であり、アゼルバイジャンがさらなる攻勢をかける動機が残されている。

 宣伝されているような成果を本当にあげていたとすれば、予想される次の紛争においても、アゼルバイジャンはトルコ製ドローンに大きく頼らざるを得なくなる。そして自国内で生産能力を持っていないアゼルバイジャンは、ドローン本体や関連技術、人員、訓練等を提供できるトルコに依存せざるを得ない状況に置かれることとなるだろう。それはトルコにとって、コーカサス地方に継続的に影響力を及ぼす足掛かりとなるのである。第3節で未解決のままになっているドローンの貢献度が、アゼルバイジャンとトルコの今後の関係性を左右する大きなファクターとなりうるのである。


6. 熱い視線を送るウクライナ

 これまで述べてきたように、ドローンという技術は本紛争の成果を左右するとともに、コーカサス地方の国際関係にも変化の兆しをもたらした。しかし、事態はここで留まらない。本紛争での活躍を目にして、トルコ製のドローンに熱い視線を送り続ける国家がいる。ウクライナだ。

 ウクライナは、2014年のロシアとの紛争で失った領土を回復するために、トルコ製ドローンを利用できないかと考えている35。2019年にはバイラクタールTB2を12機購入し、うち6機が同年中にウクライナに搬入されているが、2021年にはさらに5機の追加輸入を予定している36。これに加え、48機程度のバイラクタールTB2をウクライナ国内で生産するため、トルコ企業との間でジョイントベンチャーの立ち上げに向けて調整を進めているとの報道もなされている(但し、ウクライナ国内で生産が予定されている機体は、トルコ国内で生産されているものとは若干異なっていると関係者はコメントしている)37

 また、トルコの国防相及び外相によるウクライナへの公式訪問の際に、先述のカヤ少将が同行している姿が確認され、こちらでもリビアと同様のドローン運用センターが設立されるのではないかと推測されている38

 シリア、リビア、ナゴルノカラバフと、トルコと同国製のドローンは常に、ロシアとロシアの支援する勢力との間で戦闘を繰り広げてきた。これまでのところ、冷静にトルコとの正面衝突を避けてきたロシアだが、いよいよお膝元のウクライナにまで伸びてきたトルコ製ドローンの脅威に対して、どのように対処しようとするのか?トルコとロシアの関係、北アフリカから中東、コーカサスという広大な地域の国際関係に、大きな変化が訪れようとしている。(了)



注釈

1. Sebastien Roblin, Turkish Drones Over Nagorno-Karabakh—And Other Updates From A Day-Old War, Forbes, 2020.9.28(確認日2020年12月23日)
https://www.forbes.com/sites/sebastienroblin/2020/09/28/turkish-drones-over-nagorno-karabakh-and-other-updates-from-a-day-old-war/
2. Seth J. Frantzman, How Azerbaijan's Drones Show what the Future War Looks Like | Opinion, Newsweek, 2020.10.7(確認日2020年12月23日)
https://www.newsweek.com/how-azerbaijans-drones-show-what-future-war-looks-like-opinion-1536487
3. The Center For The Study Of The Drone at Bard College, The Drone Databook, The Center For The Study Of The Drone at Bard College, 2019.9(確認日2020年11月15日)
https://dronecenter.bard.edu/projects/drone-proliferation/databook/
4. Carlota Pérez, Israel's game in Azerbaijan: arms sales and reports on Iran, Atalayar, 2020.10.2(確認日2020年12月23日)
https://atalayar.com/en/content/israels-game-azerbaijan-arms-sales-and-reports-iran
5. Burak Ege Bekdil, Azerbaijan to buy armed drones from Turkey,DefenceNews, 2020.6.25(確認日2020年12月23日)
https://www.defensenews.com/unmanned/2020/06/25/azerbaijan-to-buy-armed-drones-from-turkey/
6. HurriyetDailyNews, Turkey’s missiles, drones at Azerbaijan’s service: Official, HurriyetDailyNews, 2020.7.17(確認日2020年12月23日)
https://www.hurriyetdailynews.com/turkeys-missiles-drones-at-azerbaijans-service-official-156626
7. Nagorno Karabakh Observer, UPDATED – Turkey’s drone operations centre in Azerbaijan?, Nagorno Karabakh Observer, 2020.12.19(確認日2020年12月23日)
https://nkobserver.com/archives/6528
8. Sebastien Roblin, 2020.9.28
9. Robert Bateman, No, Drones Haven’t Made Tanks Obsolete,Foreignpolicy, 2020.10.15(確認日2020年11月15日確認)
https://foreignpolicy.com/2020/10/15/drones-tanks-obsolete-nagorno-karabakh-azerbaijan-armenia/
10. Alex Gatopoulos, The Nagorno-Karabakh conflict is ushering in a new age of warfare, Aljazeera, 2020.10.11(確認日2020年12月22日)
https://www.aljazeera.com/features/2020/10/11/nagorno-karabakh-conflict-ushering-in-new-age-of-warfare
11. Dylan Malyasov, Azerbaijani military turns Soviet biplane aircraft into drones, DefenceBlog, 2020.10.2(確認日2020年12月23日)
https://defence-blog.com/news/azerbaijani-military-turns-soviet-biplane-aircraft-into-drones.html
12. Stephen Bryen, Russia knocking Turkish drones from Armenian skies, AsiaTimes,2020.10.26(確認日2020年11月15日確認)
https://asiatimes.com/2020/10/russia-knocking-turkish-drones-from-armenian-skies/
13. Thomas Withington, The Drone that fell to Earth, Armadainternational, 2020.11.4(確認日2020年12月22日)
https://armadainternational.com/2020/11/the-drone-that-fell-to-earth/
14. Sebastien Roblin, 2020.9.28
15. Murukesh, Pakistan meddles in Armenia-Azerbaijan war – Why Imran Khan follows Turkey’s footsteps in West Asia, TIMESNOWNEWS, 2020.9.29(確認日2020年12月23日)
https://www.timesnownews.com/international/article/nagorno-karabakh-pakistan-meddles-in-armenia-azerbaijan-war-why-imran-khan-follows-turkey-footsteps-in-west-asia-recep-tayyip-erdo-an/659725
16. Joseph Trevithick, Video Points To Azerbaijan's First Use Of Israeli-Made Ballistic Missile Against Armenia, TheDRIVE, 2020.10.2
https://www.thedrive.com/the-war-zone/36877/video-points-to-azerbaijans-first-use-of-israeli-made-ballistic-missile-against-armenia
17. Ragip Soylu, Turkish F-16s kept in Azerbaijan 'as deterrent against Armenian attacks', Middleeasteye, 2020.10.8(確認日2020年12月24日)
https://www.middleeasteye.net/news/turkey-armenia-azerbaijan-f16-deterrent-against-attacks
18. Michael Kofman and Leonid Nersisyan, THE SECOND NAGORNO-KARABAKH WAR, TWO WEEKS IN, War on The Rock, 2020.10.14(確認日2020年12月24日)
http://warontherocks.com/2020/10/the-second-nagorno-karabakh-war-two-weeks-in/
19. Ragip Soylu, 2020.10.8
20. Deccan Herald, Karabakh capital struck by Azerbaijani rockets, drones, Deccan Herald, 2020.10.7(確認日2020年12月24日)
https://www.deccanherald.com/international/karabakh-capital-struck-by-azerbaijani-rockets-drones-898807.html
21. Ragip Soylu, 2020.10.8
22. Fuad Chiragov, Azerbaijan Makes Strategic Advances Along Karabakh’s Northern, Southern Flanks, The Jamestown Foundation, 2020.10.19(確認日2020年11月15日)
https://jamestown.org/program/azerbaijan-makes-strategic-advances-along-karabakhs-northern-southern-flanks/
23. VOANews, Armenia and Azerbaijan Agree to Cease-Fire in Nagorno-Karabakh, VOANews, 2020.10.9(確認日2020年12月24日)
https://www.voanews.com/europe/armenia-and-azerbaijan-agree-cease-fire-nagorno-karabakh
24. Fuad Chiragov, 2020.10.19
25. Aljazeera, Armenia, Azerbaijan accuse each other of violating truce, Aljazeera, 2020.10.18(確認日2020年12月30日)
https://www.aljazeera.com/news/2020/10/17/new-armenia-azerbaijan-truce-comes-into-force-in-nagorno-karabakh
26. AFP, Azerbaijan claims 'full control' of border with Iran, TimesNowNews, 2020.10.22(確認日2020年11月15日)
https://www.timesnownews.com/international/article/azerbaijan-claims-full-control-of-border-with-iran/671484
27. Adam Bensaid, Turkey’s TB2 drones are changing modern warfare, TRTWorld, 2020.10.26(確認日2020年12月24日)
https://www.trtworld.com/magazine/turkey-s-tb2-drones-are-changing-modern-warfare-40924
28. Richard Giragosia, Azerbaijan’s next move will make or break Karabakh war, AsiaTImes, 2020.10.26(2020年11月15日)
https://asiatimes.com/2020/10/azerbaijans-next-move-will-make-or-break-karabakh-war/
29. Sebastien Roblin, Despite Ceasefire, Fate Of Nagorno-Karabakh May Turn On The Lachin Corridor, Forbes, 2020.10.26(確認日2020年12月30日)
https://www.forbes.com/sites/sebastienroblin/2020/10/26/despite-ceasefire-fate-of-the-nagorno-karabakh-may-turn-on-the-lachin-corridor/
30. Nvard Hovhannisyan and Nailia Bagirova, Armenia, Azerbaijan, Russia say sign deal to end Nagorno-Karabakh conflict, Reuters, 2020.11.9(11月15日確認)
https://www.reuters.com/article/us-armenia-azerbaijan-idUSKBN27P1FL
31. Nvard Hovhannisyan and Nailia Bagirova, 2020.11.9
32. Oryx, 2020.11.10(確認日2020年12月12日)
https://twitter.com/oryxspioenkop/status/1326147147516047360
33. HurriyetDailyNews, Erdoğan slams Minsk Group over Nagorno-Karabakh occupation, HurriyetDailyNews, 2020.10.1(確認日2020年10月3日)
https://www.hurriyetdailynews.com/us-russia-france-involvement-for-ceasefire-in-karabakh-unacceptable-erdogan-158761
34. Al-Monitor, Erdogan dealt strong hand against Putin in Azerbaijan-Armenia war, Al-Monitor, 2020.10.8(確認日2020年10月10日)
https://www.al-monitor.com/pulse/originals/2020/10/turkey-russia-armenia-azerbaijan-conflict-nagorno-karabakh.html
35. Fehim Tastekin, Will Turkish drones help Ukraine reclaim territory?, Al-Monitor, 2020.12.11(確認日2020年12月20日)
https://www.al-monitor.com/pulse/originals/2020/12/turkey-russia-can-ukraine-use-turkish-drones-reclaim-donbass.amp.html
36. DefenceWorld.net, Ukraine to buy 5 more Turkish Bayraktar TB2 drones in 2021, DefenceWorld.net, 2020.11.28(確認日2020年12月20日)
https://www.defenseworld.net/news/28416/Ukraine_to_buy_5_more_Turkish_Bayraktar_TB2_drones_in_2021
37. The Defence Post, Ukraine Forming Joint Venture with Turkey to Produce 48 Bayraktar TB2 Drones, The Defence Post, 2020.11.25(確認日2020年12月20日)
https://www.thedefensepost.com/2020/11/25/ukraine-turkey-venture-bayraktar-tb2-drones/
38. Nagorno Karabakh Observer, 2020.12.19